出て当然?Appleの広告ブロックアプリ使用ユーザーをブロックするニュースサイト登場! [ウェブの話題]
Appleが新しくブラウザの「Safari」に導入した拡張機能、「コンテンツブロッカー」
いわゆる、サイトやブログなどで表示される広告を非表示にし、ページの表示速度向上に繋がるとされる機能です。
発表当初から、広告を配信する側からは批判的な意見が多く見られました。
使用するユーザーにしてみれば、自分にとって不要な広告の表示が消えるというのはありがたいというではあっても、賛否が巻き起こったのは確かです。
Appleという巨大帝国が大々的に実施することで、AdBlockといったアプリの存在が大きく取り上げられている状況にあり、意見はどうしても別れるところです。
しかし、その結果、絶対でると思っていましたが、広告をブロックするアプリを導入しているユーザーに対し、サイトの閲覧を逆にブロックする対策をとったニュースサイトが登場して話題となっています。
情報提供する側の事情を反映した結果、逆にブロックは当然?
今回、取り上げられているのは、ドイツのメディアで、「Axel Springer」というニュースサイトです。
AdBlockを始めとするアプリを使用して、広告をブロックしたユーザーがサイトを訪れた際は、「広告ブロックがアクティブなので表示することができません」といった、メッセージが画面上に表示されるようにしたそうです。
(画像引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/10774438/)
この場合、広告ブロックをオフにすれば、閲覧が可能とのメッセージも表示されるそうです。
それでも、広告ブロックを行う場合は、有料登録をすればサイトの閲覧ができる様になるようです・・・。
でも、当然と言えば当然の対応だと思います。
そもそも、なぜ、国内外の多くのニュースサイトや情報サイトが無料で閲覧できるかといえば、広告収入があるからです。
有料の母体もあって、併せて無料の母体をもっているケースもありますが、基本無料で運営されているサービス等は、広告収入があるから、ユーザーは無料で利用できるのです。
それをブロックされては、運営する側とすれば、ただの奉仕活動です。
奉仕だけではビジネスは成り立ちませんので、今回のドイツのメディアが行動に移していなかったとしても、いずれどこかがやることです。
現在、ネットユーザーの5%くらいが、広告ブロック機能を利用しているとされています。
たかが5%と侮れない状況が今後起こりうると想定している企業は多いでしょう。
今後も、今回のようなケースが増加すると見られますが、個人的にも、今回のAppleの行動は好ましくないと思っています。
結局は、アプリを介しての自社広告収入をアップするためですから。。。
どんだけがめついのかと思うくらいです(汗)
金、金、金でApple製品の品質に影響がでなければいいのですが・・・・・
広告ブロックすることで、結局報酬を貰ってる現実はまさに賄賂状態?
広告をブロックするアプリを提供する側からすれば、ユーザーのネット閲覧の快適にするという大義名分があるように見えますが、実際には、お金さえ払えば、広告を表示出来る様にする、いわゆる「ホワイトリスト」に入れて、広告が表示されるようなケースもあります。
その基準も曖昧な気がしますし、結局はそこでのお金です。
言わば、中抜きみたいなものですよね。
広告が悪というのならば、広告ブロックも、また悪ということだとしか思えないのですが、今後この問題は、どうなっていくのでしょうか・・・。
一応、自分も某アプリを購入して試しに使ってみましたが、結局使うのを止めました。
サイトによっては、ログインもできなくなるケースがあったりもしたので、実際なにを規準にブロックしているかもよくわからないので要りません(苦笑)
やっぱり、ビジネスの基本は、「WIN WIN」だと思いますので、使わないでおきます。